特定非営利活動法人 汽車倶楽部

特定非営利活動法人 汽車倶楽部

SLを静態保存するとともに、
SLの修復に取り組んでいる。

9600形59647号機

1922年(大正11)年製造の国産機。専用のガレージで静態保存され、今も汽笛を鳴らせる。筑豊本線を走った最後のSL2両のうちの一つ。74(昭和49)年12月22日、田川市石炭・歴史博物館で静態保存されている9600形59684号機との重連で客車6両をつないだ「さよならSL」をけん引した。9600形は直方機関区に多く配置され、石炭列車を引っ張るSLの代表格だった。

大型ジオラマ(鉄道模型)

汽車俱楽部が直方駅の2代目駅舎(1910年建築)と扇形機関庫を再現。原寸の80分の1の大きさで、23畳分もある。駅プラットホームや校内、転車台、23線ある機関庫などの実物の姿を大工経験者の丁寧な手仕事でほぼ忠実に再現され、SLやディーゼル機関車のDD51形、「レッドトレイン」と呼ばれた赤い50系電車などの姿も見られる。

D51形10号機、C12形241号機ほか

汽車倶楽部には、修復中のSLもある。D51形は10号機は「なめくじ」と呼ばれるタイプで、デゴイチの中でも初期型。「なめくじ」とは、ボイラー上の煙突から給水温め機、動輪の空転防止用の砂を納めた砂箱、蒸気溜めまでを覆った一体型のドームの形状から。1973年10月にSLが姿を消した直方機関区に最後まで在籍した。C12形241号機は、熊本県の国鉄高森線や第3セクター転換後の南阿蘇鉄道で活躍した。

  • 住所

    〒822-0002 直方市頓野550-1

  • 電話

    0949-26-9600

  • 営業時間

    【月・火・金・土曜日】12:00〜18:00 、【日曜日】10:00〜18:00

  • 定休日

    水・木曜日

  • 駐車場

    あり

  • 備考

    HPはこちらからクリック

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