のおがたはんしゅやかたあと 直方藩主館跡

のおがたはんしゅやかたあと直方藩主館跡

この一帯は、東蓮寺藩四代藩主・黒田長清の居館の跡です。元禄五年(1691年)、長清は、知行が五万石に加増されたことを機に、従来この山の東ふもと(現在の殿町の真言宗双林院一帯)にあった居館を移しました。それまでここに鎮座していた妙見神社を山の北に移して多賀神社とし、館の北の守りをかねた城下の鎮守としました。 山すその西側は溜池、南から東にかけては水路(居立川)をめぐらし、石垣を築いて防御としましたが、櫓はありませんでした。館は「直方新館」「御館」などと呼ばれた藩主の御殿・陣屋であり、城ではありません。この一帯を「御館山」と呼ぶのはこれに由来します。
直方藩主館跡
  • 住所

    〒822-0016 直方市殿町14

  • 電話

  • 営業時間

  • 定休日

  • 駐車場

    なし

  • 備考

ACCESS